「発見タブ」は、新規ユーザーに投稿を届け、フォロワーを増やすための重要な機能です。発見タブに載ることで、自社の投稿がターゲット層に届きやすくなり、新規フォロワーの獲得やブランド認知度の向上につながります。
しかし、「どうすれば発見タブに載るのか?」「どんな投稿が選ばれるのか?」と疑問に思う企業も多いでしょう。
本記事では、Instagramの発見タブの仕組みを解説し、企業が実践すべき投稿戦略やアルゴリズムについてを詳しく紹介します。発見タブの活用方法を理解し、フォロワーの増加やブランドの成長に役立てていきましょう。
この記事はこんな人にオススメ
発見タブの仕組みを理解し、リーチを増やしたい企業担当者
フォロワー獲得に行き詰まり、改善策を探しているInstagram運用者
記事の難易度 (初級者向け)
この記事を読めば、できること
発見タブに載るための投稿戦略が分かり、新規フォロワーを増やせる!
発見タブのアルゴリズムを理解する
Instagramの発見タブは、ユーザーが興味を持ちそうな投稿を自動的に選び、フィードとは別の形で表示する機能です。


アプリの左下にある虫メガネアイコンをタップしたときに表示されるよ!
ここに表示される投稿は、単なる人気投稿ではなく、Instagramのアルゴリズムが「ユーザーごとに最適」と判断したコンテンツであることが特徴です。
発見タブに表示される投稿の選ばれ方


Instagramの発見タブでは、ユーザーごとにカスタマイズされたコンテンツが表示されます。
過去のアクティビティや興味関心に基づいて決定されるため、同じ投稿がすべてのユーザーに表示されるわけではありません。



私の発見タブはダイエット関連ばかりですね!



ひとりひとりの趣味嗜好に合わせて投稿をピックアップしているんだよ!
アルゴリズムは、以下のような要素をもとに投稿を選びます。
エンゲージメントの高さ
いいね・保存・コメント・シェアなど、投稿に対する反応が多いほど、発見タブに表示されやすくなります。特に「保存」や「滞在維持率」は重要な指標とされ、投稿が役立つ情報として評価されると、アルゴリズムが発見タブに推奨しやすくなります。
ユーザーの過去の行動
そのユーザーが過去にどのような投稿を見たか、どのアカウントとよくやり取りしているかなどが、発見タブの表示に影響を与えます。たとえば、コスメ関連の投稿を頻繁にチェックしているユーザーには、コスメ関連の投稿が発見タブに表示されやすくなります。
投稿者とユーザーの関連性
フォロー関係になくても、過去にそのブランドの投稿にエンゲージメントしたユーザーには、発見タブで再び表示される可能性があります。つまり、一度でも投稿に興味を持ってもらえれば、その後も発見タブ経由で継続的に接触する機会が増えるということです。
投稿の新しさ
発見タブには、できるだけ最近の投稿が優先的に表示される傾向があります。そのため、タイムリーな投稿を行うことで、発見タブに掲載される確率を高めることができます。
このように、発見タブは単なる「人気投稿を並べた場所」ではなく、ユーザーの興味に最適化されたコンテンツを提供する仕組みになっています。企業がこのアルゴリズムを理解し、発見タブに載りやすい投稿を作ることができれば、より多くのターゲット層にアプローチできるようになります。
発見タブに投稿を載せる方法
Instagramの発見タブに投稿を載せるためには、アルゴリズムに投稿を評価されやすくする工夫が必要です。発見タブでは、フォロワー以外のユーザーにリーチする機会が増えるため、新規フォロワーの獲得やブランド認知度の向上につながります。
ここでは、発見タブに表示させる具体的な方法を解説します。
ハッシュタグを付けてジャンル認識させる


Instagramのアルゴリズムは、投稿内容を判断する際に、ハッシュタグを重要な要素として認識しています。発見タブに載るためには、適切なハッシュタグを設定し、アカウントのジャンルを明確にすることが重要です。
発見タブに表示されやすくするためには、投稿のテーマやターゲットに合ったハッシュタグを戦略的に選ぶことが必要です。
例えば、コスメブランドの投稿であれば、「#コスメ」「#プチプラ」「#ツヤ肌メイク」などの関連性の高いハッシュタグを付けることで、Instagramのアルゴリズムが「この投稿はコスメに関する内容であり、コスメに関心のあるユーザーに表示しよう」と判断します。
ハッシュタグを使う際の注意点:
投稿と関係のないハッシュタグは絶対に付けない
毎回同じハッシュタグばかり使わず、投稿ごとに適切なタグを選ぶ
投稿と無関係なハッシュタグを付けてしまうと、関心のないユーザーに投稿が表示される可能性が高まります。
興味のないユーザーに投稿が届いても「いいね」や「保存」をしてもらえないどころか、投稿を見ずにスルーされてしまいます。結果的に、Instagramのアルゴリズムから「質の悪い投稿ばかり作っている」と判断され、発見タブどころか、既存のフォロワーにも投稿が届きにくくなるリスクがあります。
フォロワーとの関係性を高め、ホーム率を上げる
発見タブに投稿が表示されるためには、既存のフォロワーからの反応が必要です。


フォロワーからの反応をしっかりと得るためには、フォロワーのホーム画面に自分の投稿が表示されなければなりません。
そこで「ホーム率」を高めることが重要になってきます。
このホーム率が低いと、投稿をしてもフォロワーの“ごく一部”にしか投稿が届かず、十分な反応を得られないです。



ホーム率を上げるにはどうしたら良いですか?
結論、フォロワーとコミュニケーションを積極的に取ってください。
フォロワーのホーム画面には、普段からよく見ていたり、DMをしたり、コメントをしたりする人の投稿が表示されやすいです。



ストーリーの質問箱やアンケート機能を活用するのも効果的だよ!
エンゲージメント率を高める


発見タブのアルゴリズムは、「ユーザーが投稿にどれだけ関心を持ったか」を基準にしています。
そのため、「いいね」や「コメント」「保存」といったエンゲージメントを高めることが、発見タブに表示されるための鍵となります。



フォロワーが反応したくなる投稿作りが重要なんだ!
- 投稿の統一感
- インパクトのあるフレーズや動画の使用
- 役立つ情報として消費者目線で発信
- ユーザーのお悩み解決
- エンタメ性を意識した要素の取り入れ
などを意識して投稿を作成していきましょう。
引用元:https://www.instagram.com/chiro_beautypartner_shiseido/
レシピ・美容法・ライフハック・チェックリストなど、ユーザーが後で見返したくなるような投稿は、保存率が高くなり、結果として発見タブに表示される可能性が上がります。
ユーザーファーストの役立つ情報を発信し続けることで、メリットを感じてくれるようになり、エンゲージメントの向上につながります。





インサイト機能を使うことでフォロワーが活発な時間帯をリサーチできるよ!
ユーザーの滞在時間を伸ばす


Instagramのアルゴリズムは、投稿ごとの「ユーザーの滞在時間」を重要視しています。
ユーザーが投稿に長く滞在すると、「関心の高い投稿」と判断され、発見タブに表示される可能性が高まります。そのため、視覚的にインパクトのある動画や、複数枚の画像をスワイプして見るカルーセル投稿は、発見タブ対策として非常に効果的です。
引用元:https://www.instagram.com/ethikura/reels/



ついつい最後まで見てしまう投稿を作ることがポイントだよ!
まとめ
今回はInstagramの発見タブの仕組み、そして投稿を発見タブに載せる方法について解説しました。
発見タブに投稿を載せる方法は以下の4つでした。
フォロワーとの関係性を高め、ホーム率を上げる
エンゲージメント率を高める
ユーザーの滞在時間を伸ばす
Instagramの発見タブは、企業が新しいユーザーにリーチし、フォロワーを増やすために非常に効果的なツールです。発見タブに載るためには、単に投稿を続けるだけでなく、アルゴリズムの仕組みを理解し、エンゲージメントを高める工夫をすることが重要です。
本記事で紹介した方法を活用し、新規フォロワーの獲得につなげましょう!
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